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2018.11.26ファクトリーからのお知らせ

やさしい風合いの起毛加工 日本で ものづくり

やさしい風合いの「GoldenBear ニッポンのトレーナー」。
見た目とは裏腹に驚くほど柔らかいさわり心地の起毛生地は、創立して100年のノウハウが蓄積された工場だからこそ出来る風合い。
大阪府泉大津市で行われる、丁寧な加工は職人たちの経験の結集です。
その工程をご紹介します。

起毛_1
1.タッキング - 加工前の準備 –

編み立て工場で、編み立てたニット1反、1反を繋ぐ工程です。
この工程により、染色槽の中で布と染色液をスムーズに循環させることが出来ます。
布同士のモタつきや絡まりを防ぎ、シワや色むらになることなく、均等に染め上げるための大切なひと手間です。

起毛_2
(▲端を合わせて一気に繋いでいきます)

 

2.染色 - 液流染め –

染色槽上部から出る染液の噴射により、染め上げます。
糸の芯まで色を定着させるために、生地の厚さや素材によって適切な圧力と温度(約80℃)の設定は慎重に行います。
また液流染めは、染色槽自体が長いためタッキングで繋いだ35mの生地を絶えず回転させることが可能です。
均等に染め上げ、シワにもなりにくいです。

起毛_3
(▲約7mもある染色槽)

糸の芯まで染め上がっていないと起毛加工を施した際に、染め上がっていない色が搔き出されボケた色になってしまいます。
職人の経験が大きく作用し、生きるところです。

 

3.脱水・乾燥

染め上がった生地の脱水を行い、熱風を当てながら生地を送ります。

起毛_4

 

4.起毛加工

もともと起毛加工は「チーゼル」と呼ばれるマツムシ草科の植物オニナベナの実を乾燥させて、堅くし、何度も表面をこすって毛羽を作っていました。
現代では生地に針をあてて繊維を毛羽立たせていますが、この加工を行うための全自動の機械は、未だにありません。

Kardel
(▲棘の先が、かぎ針状になっています)

起毛_6
(▲いくつもの針がついたロールに生地を送ります)

繊維・編地の種類、仕上がりのイメージを想定して 布に針をあてる強弱、布を送る力加減は繊細で、その調整や設定は、職人の感覚・経験によるところが大きいのです。

起毛_7
(▲やわらかい起毛を施しています)

起毛_8
(▲参考画像 / 左・起毛前 右・起毛後 ストライプのラインがふんわりとした 柔らかい印象に仕上がっています)

起毛_9
(▲手前から奥にあるロールへ、生地を送っています)

丁寧に調整を施した起毛機を2台連結し、2度針で繊維を出すことで「ニッポンのトレーナー」の生地は出来ています。
一度で深く引っ掻くのではなく、浅く細かく起毛することで その柔らかさを実現しています。
これは、この工場だからこそ出来ること。
国内でも有数の加工技術です。

また、定期的に行われる針の交換にもこだわり、新しいままの針は先端が鋭いため、ヤスリをかけて調整を行います。
細部に渡り、神経を使う加工法です。

 

5.シャーリング・セット機 - 仕上げ –

起毛加工により、毛羽立たせた繊維の長さを整える工程です。
さわり心地を整え、より上品な起毛感になります。

最後に生地の幅やゆがみを調整するため、セット機と呼ばれる機械に通します。
適度に伸ばし、120℃のスチームを当てることによって生地を安定させ、よりふんわりと仕上げます。

起毛_10
(▲シャーリング機。2.5mmの繊維をカットしています)

起毛_11
(▲セット機)

 

6.梱包

生地を巻いた後、縫製を行う宮崎県宮崎市の工場へ送ります。

起毛_12

三重県で丁寧に紡がれた原糸は、和歌山県で編み立てて生地になり、泉大津で加工を施し、宮崎県で縫製されます。
ニッポンのトレーナーは、その全ての工程を国内で行っています。

 

寒い冬を暖かく、より心地よく過ごして欲しい その思いからスタートした日本でのものづくり。
実際に触れて、着て頂くとわかる心地よさは、その生い立ちや背景を知っていただくと納得していただけるはず。

ぜひ店頭でお手にとって、お試しください。

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